コミュニケーションっていったい何ですか?

よく人の口に上る「コミュニケーション」という言葉。
誰もが当たり前のように語りますが、その真実の姿をしっかり伝えられる人は少ないでしょう。
ほとんどの人は、「コミュニケーションとは話すこと」と信じているはず。
そこが、コミュニケーションを上達させられない原因かと考えています。

こんにちは。大阪は淀屋橋でコミュニケーション話し方雑談力を教えている野口敏と申します。
習ったその日から上達を実感できるコミュニケーション教室、TALK&トークを主宰しています。

他人と親しくなる力こそがコミュニケーション力

コミュニケーションとは、他人と親しくなって、協力し何かを成し遂げるための道具です。

人間は「協力する才能」を生まれながらに与えられました。
自分が発見した知恵を他人に伝えることができて、
また「こうしよう」と決めたら、何千、何万の人々が同じ気持ちで同じ行動を取れるから、
私たちはここまで発展することができたのです。

コミュニケーションも他人と協力することを大きな目的として、ここまで発展して来ました。
知らない人とも手を取り合って、お互いストレスなく共にいる。
互いに助け合い信じ合って暮らして行く。
コミュニケーションはその道具なのです。

知らない間柄の人同士が友となり恋人になり家族を作る
仕事で協力して、一人では成しえないことを成し遂げる
そのためにコミュニケーションがあります。

わかりやすく言うと、「他人と仲良くなる」ための道具。
これがコミュニケーションのイメージに一番近いでしょう。

だから「あの人はいっぱい話すけど、もう会いたくない」と感じる人は、コミュニケーションがとても下手なのです。
反対に「あの人はおとなしいけど、また会いたい。あの人の言うことなら信じる」という人は、
コミュニケーションがとても上手と言えるでしょう。

「感じいい」「話しやすい」「また会いたい」と思わせる人がコミュニケーション力のある人

そのために磨いてほしいコミュニケーション力は

1⃣ 感じの良さ
2⃣ 共感力(TALK&トークでは相づちの力と呼んでいます)
3⃣ オープンに話す力(自分のことをうまく人に伝える力)
4⃣ 豊富な話題力

この4つだと私は考えています。
それは人間が持つ、「安心」「受容」「自己肯定」「評価」という欲求を満たし、
相手(この場合、自分自身)に対する「興味」「親しみ」を深めてくれるからです。

ですから、多くの人が誤解して受け取っているイメージ

自分を優れた人に見せる
相手を言い負かす
「相手の心を操作して、自分の思う通りに動かす

ということはコミュニケーション力には入りません。

会ったとたんに「わあ、感じいい!
少し話すと「わあ、話しやすい
別れ際に「また会いたい

そう感じさせる力を持つ人を、コミュニケーション力に優れた人と呼びます。

感じがよくて」「話しやすくて」「また会いたいと思ってもらえる
そんな人を目指すのなら、ぜひTALK&トークをお訪ねください。