義父・義母と三人にされるのが恐い
「夫の実家で、主人と義父母四人で和やかにお話をしていたのですが、主人がコンビニに買い物に出かけ、私たち三人になった時。30分ほどでしたが、重い沈黙が続くばかりで義父母に気まずい思いをさせました。あんな時はどうしたら良かったのでしょうか」
こんなおたずねをいただきました。
よく聞く戸惑いですよね。
話の中心となる人が抜けると、残されたメンバーたちでは会話が続かず、困ってしまう。
さてこんな時、どうしたら会話が復活して、気まずい思いをせずにすむのか。
こんな時に思い出してほしいセオリー。
それは共通の話題で話すこと。
嫁、義父母の共通の話題とは、旦那(義父母から見ると息子)しかありません。
「太郎さんたら、結婚してから5キロも太っちゃって」
とか、
「太郎さんは家事もよく手伝ってくれるんですよ。お母様の教育のお陰です」
などと話を切り出すのです。
これなら義父母も話題を持っていますし、息子の現在の暮らしぶりに興味を持って話を聞いてくれます。
「あの子は昔はデブでね。ほんとにモテなかったのよ」とか、
「家事がうまくなったのは、学生時代に一人暮らしをしたのが良かったみたいね」
と昔の話も聞かせてくれるはず。
何と言っても、本気で会話をするので、妙な違和感などもないのがいいところ。
旦那が戻って来ても、
「今、あなたのことを誉めていたのよ」
と言って、そのまま彼を材料にして会話を続けられるのが、またいい。
反対に、会話のための会話をするとお話がギクシャクします。
「オリンピックも盛り上がってますね」
「今日は陸上があるね」
「山縣選手、メダル取ってほしいですね」
「・・・」
ほら、こんな感じになっちゃう。
これは他のケースでも成り立つセオリーですので、ぜひ活用してみましょう。
その場からいなくなった人のいいところを材料にして話をする。
これだと話は弾むし、当人も悪い気はしないので、きっと役に立ちますよ。
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