お金持ちになれるという自己啓発は全てウソ
ネットニュースでよく出て来る、「お金持ちが必ずやっている7つの常識」っていう感じの記事。
あれ、ほとんどがウソです。
例えば、「お金持ちになる人は必ず長財布を使っている」というウソ。
私は教室を開講以来19年間、ずっと貧乏たれでした。
財布はもちろん、ふたつ折りタイプ。
そして2009年に発売された「会話がとぎれない話し方66のルール」(すばる舎)で大ブレイク。
年収が1億円を超えたのですが、ずっとふたつ折りタイプでしたよ。それから長財布にしましたけども。
ふたつ折りでも、年収1億円になったよ。
ほら、ウソでしょ。
あと財布の値段の何百倍かが年収になるというウソ。
お財布屋さんの陰謀だって。
さらに、自分の身の回りにいる人の年収を平均したものが、あなたの年収です。っていうウソ。
貧乏たれだった私の周りにいた人たちって、多くて年収700万円ぐらい。平均したら400万円ぐらいだったはず。
でも1億円を超えたんだよ。
だいたい、黄色をたくさん使えばお金が入るとか、玄関に猫の絵を飾ればお金が入るとか、おじいさんの禿げ頭を叩けばお金が入るとか、そんなことでお金が入って来るのなら、誰も苦労はしないってば。
ではどうしてそんなウソに、人は引っかかるのか。
そりゃ、やり方が楽だからですよ。
安直だから「やってみよう」と思う。
やるからには信じたい。
そんな心理が、あんなウソを流行らせる。
実は、お金持ちになれる方法はあるんです。
それは、いい情報を集めること。
その情報を基に、行動を起こすこと。
障害があってもあきらめず、試し続けること。
その先にお金は必ず待っている。
ほら、もうあきらめかけたんじゃない?
だって、そんなことしんどいもん。
みんな楽してお金を手にしたいと安直な願いを持っているから、いい加減な自己啓発セミナーなどに引っかかる。
100万円以上するセミナーもあるんだって。
気を付けようね。
楽に手に入る成功法則なんて、ないの。
見極めて、研究して、挫折して、反対されて、蔑まれて、それでも私の信じた道を行く。
その先にしか成功もお金も待っていてはくれません。
あ、そうそう、皆が大好きなポジティブシンキングも何の役にも立ちませんのよ。
そのお話はまたいずれ。
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