コミュニケーション能力はなぜ必要?
コミュニケーション能力はなぜ必要なのか。
ネットでもよく尋ねられている問いですね。
今回は私なりの解釈をお話ししてみましょう。
1つは情報伝達です。
これは主に仕事で求められるスキルです。
報告、プレゼン、説明といった
必要な情報を正しく伝える技術のこと。
もう1つが、
互いの不安を癒すもの、と言うのが私の持論です。
私たちは集団で生きる存在。
他人からの愛情や承認がないと生きては行けません。
だから「愛してない」とか「認めてない」
と言うメッセージに出会うと不安になり悲しくなります。
みんなそんな不安を抱えているから、
それを癒すためにコミュニケーションをするのです。
「こんにちは」って明るく言うのも、
誰もが持つ拒絶に対する不安を癒すため。
話を聞く時に「そうなの!」「うわー!」なんて言うのも、
ひとつの受容。
よく会社で上司から
「お前はコミュニケーション能力がない」と言われて
大弱りで相談に来られる方がいますが、
その大部分が反応の悪い人です。
上司の言葉に、無表情で「はい」としか言ってないから
上司は不安になったわけですね。
妻から「あなた、私の話を聞いている?!」と怒られる
ダンナさんもやはり反応の悪さが原因。
「あなたはコミュニケーション能力がない」
と言う言葉の裏には
「あなたは私を不安にさせる」と言う意味が
隠されているのです。
反応が鈍い人と言うのは、
自分の感情に鈍感と言う特徴があるので、
他人の気持ちにも、どうしても鈍感になってしまいます。
これが原因で職場や家庭にいる人に
ストレスを与えてしまうと言うわけです。
相手の気持ちに目を向ける。
いい反応が出来るようになる。
コミュニケーション能力に興味がない人には
何の意味もないように見えるこのふたつの力が、
私たちの社会を安定させる土台になっているのです。
TALK&トークではもちろん
いい反応をマスターするレッスンを開講しています。
このコミュニケーション能力は
反復練習によって身に付きます。
ぜひ豊かなコミュニケーション能力を
身に付けにお出でになって下さいませ。
まとめ
「あなたにはコミュニケーション能力がない」と言われたら、それは説明力か共感力のどちらかを指していると思ってよい。
とくに反応が悪い人は、相手をとても不安にさせている。
このコミュニケーション能力は人を幸せにするので、ぜひ目を向けて頂きたい。