コミュニケーション能力を確実に高める究極の方法
コミュニケーション能力とは何なのか。
私は「共にいてストレスなく過ごす力」と表現しました。
人に誰にも、相手に「こうしてほしい」という期待と、「こうしてほしくない」という不安があります。
それを察知して、相手が幸せであるように振舞う力。
これがコミュニケーション能力なのです。
このコミュニケーション能力を持つ人と接すると、相手はこう感じます。
「この人といると、いい気分だな」と。
すると相手はこの人に、親しみや信頼を感じます。
男と女なら恋になるかもしれません。
ではこのコミュニケーション能力はいかにして身に付けられるものなのでしょうか。
私はそれを、相手の立場で想像する力を鍛えることでマスターできると考えています。
例えば、あなたが興味のある分野のお話をするとしましょう。
「Amazonのプライム会員って、年に4000円ぐらいの会費がいるじゃない。私はそれを420円にする方法を知っているんだ」
自分のことしか考えられない人なら、話をこのまま突き進めるでしょう。
でも相手の立場を想像できる人は、相手の表情や相づちで、自分の話に相手が興味を持っているかどうかを想像できます。
あまり関心がないと判断出来たら、この話はやめにするか、興味のない人にも興味を持てるように面白おかしく話すようにするでしょう。
これをコミュニケーション能力の高い人と呼びます。
この力を養うには、まずは自分の感じ方に着目する必要があります。
誰かと話をする時に、どうしてもらったら嬉しいか、困るかを感じ取ります。
嬉しいことは他人にもする。
困ることはしない。
これだけでもコミュニケーション能力はずいぶん高まります。
さらに自分がされて嬉しいことを他人に行う場合、それを相手がどう感じているか、自分も感じ取りながら進める必要があります。
自分が嬉しいことでも、他人は嫌かもしれない。
そう想像することが必要なのです。
相手がどう感じているかは、その表情、仕種、態度、そして出て来る言葉、相づちでわかるはずです。
そこに意識を持ちます。
また一緒にいて居心地のいい人を観察して、この人が何をしているのかも具体的に感じとります。
こうしてコミュニケーション能力は磨かれて行くのです。
世の中には色々な人がいます。
大勢の人と接することで、様々な人の感じ方を理解でき、コミュニケーション能力はさらに高まって行きます。
まとめ
コミュニケーション能力を高めるには、まず自分がされて嬉しいこと、嫌なことを積極的に感じようとする。
自分が相手に何かをする時は、相手がそれを喜んでいるかどうか感じ取りながら進めること。
いつも相手の立場で、何をすれば喜ぶか、嫌がるかを想像しながらコミュニケーションするようにすると、コミュニケーション能力は高まる。
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