飲み会攻略!グループでの会話は簡単に乗り切れる
こんにちは、梶村操です。
もう忘年会もひと段落した頃ですね。
12月は何かと飲み会の機会も多くて、
そういう場に苦手意識のある人には
苦労の多い月だったことと思います。
もうしばらく続く親戚付き合いや、
ちょっとした会合のために
今回は、飲み会攻略法をお伝えいたしましょう。
飲み会の苦手を克服!やることはたった二つでいい
1対1よりもグループでの会話のほうが苦手、
というお話はよくお聞きします。
確かに、グループでの会話のほうが
気を配ってほしいことの数は
多いと言えます。
でも。
苦手意識のある人がなんでもかんでも
頑張ろうとすることは得策ではありません。
疲れるからね。
なので、おすすめする作戦は
たった二つにしてみました。
1.人のそばに座る
2.声を出す
まずはこれだけで構いません。
これだけでも効果てきめんであることは、
私の生徒さんたちが実証済みです。
どうか信じてみてください。
作戦その1:人のそばに座る
心理テストです。
飲み会の会場に到着したあなた。
まだ席はたくさん空いています。
さて、どの席に座りますか?
A:出入口のいちばん近く
B:四隅のどこか端っこ
C:遠慮なく真ん中あたり
D:出入口のいちばん遠く
はいウソをつきましたごめんなさい。
心理テストじゃないです。
ですのでどこの席でもいいんです。
ただ、
『誰か人の隣に座ること』
これがとっても大事。
人が集まりかけている段階だと、
パラパラと人がまばらに座っている状態ですよね。
例えば15人の飲み会で、
5人だけが席についているような状態のとき。
隣に誰もいない席を選んで、
一つふたつ席を空けて座っていませんか?
これがNGなんです。
人と距離をとってしまうと、もうそれだけで
「輪の中に入るつもりはありません」
と宣言したようなもの。
飲み会で浮いてしまう…
そうおっしゃる方の多くは、実は
飲み会が始まる前にもうプカッと浮き始めているわけです。
乾杯前のちょっとした雑談から、
もうコミュニケーションは始まっているんですよー。
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飲み会が始まる前!が勝負
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「お隣、いいですか?」と一声かけて、
誰かの隣をゲットしましょう。
「どうぞどうぞ。まだ雨降ってました?」
なんて、すぐに会話が始まる可能性大です。
「お隣、いいですか?」って言われて
「ダメです」っていう人いないでしょう。
もしいたらその人がいじわるなんですよ。
お友達をやめてOK。
もしもあなたが新人で、
有無を言わさず「はいここ座って」と
権力者の隣に座らされたときは、もう仕方がない。
その席で力を尽くすべし。
置かれた場所で咲きなさいと
渡辺和子さんもおっしゃっていたからね。
次の作戦その2を
一緒に頑張りましょう!
作戦その2:声を出す
無事に誰かの隣の席をゲットできたあなたは、
「このお店、鯛の香草焼きがおいしいんだって」
「お取引先の●●さん、声がでかいよね」
なんていう雑談に、
すでに入れてもらっているはず。
ここで、
もっと居心地が良くなる技をもうひとつ。
それは、
『相づちを声に出すこと』
1対1なら大丈夫なのに、
グループでの会話になったとたんに
存在感がうすーくなってしまう人の特徴は、
声が出ていない。ということ。
「話を聞いてばっかり」
「輪の中に入れない」
そんなふうにおっしゃる方の多くが、
声を使っていないことにお気づきでしたか?
1対1なら、少々相づちが小さくても
首をこくっと動かすだけの「うん」でも
相手は目の前の一人だけですから大丈夫。
…なときもある。
(ほんとは大丈夫じゃないんだけども。)
でもここはグループ、
あなたの相手は何人もいてしかも居酒屋。
周りもワイワイガヤガヤとうるさい。
あなたの「うん」はかき消されているよ~…
そして「うん」とも言わないあなたは、
相手から見れば話に興味を示さない人。
ということは、
これまた「輪の中に入るつもりはありません」
と宣言しているのと同じことよね。
そう見えている限り、
あなたに話をふってもらえることも
質問してもらえる可能性も
限りなく低くなってしまいます。
さらに、
相づちを打たない(ように見えている)と、
あなたがせっかく話をしても
耳を傾けてもらえない確率が大幅アップ。
「人の話は聞かないのに
自分の話だけ積極的にされてもね」
なーんて思われてしまうかもしれないのです。
そんな誤解をされないために、
さあ、「輪の中に入りたいです!」と
意思表示をしましょう。
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小さな心の声を口に出せばOK
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メインで話している人に確実に届く声、
いいですか、確実に届く声を出します。
大事なことなので二回言いました。
「へえ~!」
「あ、そっか~!」
「それありますよね!」
と、相づちを明確に声に出してください。
1対1の時に使っていた、
首をこくっと動かすだけの「うん」は
「うん!うん!」
とはっきり声に出し、
ついでに目もキラキラさせて
話し手をぐっと見ることができたら最高。
おまけで、
ちょっとした感想を伝えてみるのもおすすめ。
「めっちゃうらやましいです」
「そんなことがあるんですね」
「それびっくりじゃないですか」
この程度のひと言でも、
話し手にしっかり届く声で言えたら
もう100点満点です。
グループでの会話で必要なのは、思いやり
グループでの会話で重要なのは、
協力する姿勢を見せること。
「私は楽しくここに参加しているよ」
「みんなが居心地良くなるように協力するよ」
という思いをみんなと共有するための行動を
心がけてみてください。
メンバーに対する思いやりを示すことが
いちばん大事なことなんです。
それが、
最初から人の近くに座ることであり、
相づちをはっきり声に出すこと。
話すことで参加しようと頑張りすぎたり、
そうできないことで一人落ち込んだりすると
雰囲気も悪くなってしまうし
周りの人も気を遣うことでしょう。
年末年始の飲み会も、
帰省した時の懐かしい再会も、
新年会も、
この心掛けで乗り切ってくださいね。